23日目(2019.12.11)

昨夜は入野松原あたりにある、道の駅ビオスおおがたの藤棚の下にテントを張った。

しかし3時に目が覚めてしまった。

道の駅ビオスおおがたは、とにかく、やかましいのである。

車? 若者? いいえ、正解はニワトリ。

昨夜、テントを張る前にチャボのような茶色い小型のニワトリが1羽、駐車場内を自由に歩きまわっているところを確認した。 私は鶏肉は大好きだけれど、鳥全般が怖い。 ニワトリが食べ物を探しにテントに来たらどうしよう、トイレに行く時、出くわしたらどうしよう、と怯えながら夜を過ごした。トイレから出た時、ほんの20m先の暗闇でニワトリがジッと私を見ているのを発見した時は、めちゃくちゃ焦ってテントに逃げ帰った。 そやつがコケコッコー!コケコッコー!コケコッコー!と朝3時から大きな声で鳴きまくるため、目が覚めてしまったのである。 痩せた小型のニワトリなのに、なんて大きな声で鳴くんだろう。 夜、駐車場内で泊まっていた自家用車やキャンピングカーが、3時過ぎには、かなり減っていた。 ニワトリの鳴き声に起こされて仕方なく出て行ったのだろう。 迷惑な鳥だ。 皆が迷惑している。 誰かに食べられてしまえばいいのに。 と、毒づく。

コケコッコー!と、連続で鳴き続けていたニワトリは、なぜか6時頃、急に静かになった。 誰かに食べ物を貰ったのかもしれない。 良かった。 飢えた鳥に出くわす事ほど恐ろしい事はない。

ニワトリが居ないか目を光らせながらトイレに行くと

こんな貼り紙が!

えっ! どこどこ? どこに巣があるの?メッチャ怖いんですけど!

ゲロゲロゲー!

女子トイレ内に3個もあるし!

ツバメが外と巣を行き来する時期じゃなくて良かったわー(汗) この道の駅、鳥嫌いの人には怖すぎるー。

と、いう訳で、変な事に神経をすり減らしつつ7時半頃、道の駅ビオスおおがたをあとにする。

今日は四万十大橋を渡った。

四万十川は全長196km。四国内で最長の川である。幅も広いので橋の長さは約900m。長かったー♫

16時半、下ノ加江のロッジカメリアに到着。

この旅館は非常にキレイな建物で1泊2食付き1人3000円という破格値なので、どんな遍路本でも紹介されているし、是非泊まったほうがいいと誰もが勧めてくるのである。

まだ新築して間がなく、掃除が行き届いているので清潔。オーナー夫婦が親切。ツインベッドの部屋で、TV、エアコン、電気毛布まで有る。ユニットバスも大きめで気持ちいい。

晩御飯は大盛カレーライス

9日連続でテント泊したので、この素晴らしい環境で寝られる事が嬉しく有難い。

電気毛布の目盛を1にして、幸せな気持ちでホンワカ温かい布団に潜り込んだ。

道の駅ビオスおおがた→四万十大橋→下ノ加江のロッジカメリア

本日の歩行距離 約26km

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23日目(2019.12.11)” に対して4件のコメントがあります。

  1. コイケ より:

    カレー美味しそう!

    尚恵、鳥嫌いだったんだね(笑)知らなかったよ。
    でも、私もカラスは怖い…

    つばめの巣は北海道では見られないから貴重~

    1. kenchako より:

      コイケさん、いつもコメントありがとう♡ 鳥はマジで怖いです。以前、実家で七面鳥をツガイで放し飼いしていた事があって、そのうちの1羽が、自宅の狭い台所に入ってきて大騒ぎした時は、ショック死するかと思ったよ。

  2. コイケ より:

    死ななくて良かったよ(T∀T)

    1. kenchako より:

      コイケさん…ありがとう( ;∀;)

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