27日目(2019.12.15)39番延光寺
今朝は中筋川ダムの管理事務所側の東屋に張ったテントで目覚めた。床が木だったので温かく眠れた。私達が張ったテントの頭上に監視カメラが有ったのも、安心感があって良かった。寝てる間に暴漢にメッタ打ちにされた場合、犯人は捕まえてもらわないと、死んでも死にきれない。
そんな恐ろしい事も起こらず、今朝も無事にテント内で朝を迎えられた事に感謝する。
夫の母に近況報告のため時々電話すると「無事に周れるよう毎日祈ってますからね。」と毎回言われる。夫は「ケガも病気もしないで無事に周れてるのは、あのババァが毎日祈ってくれてるからだ。あのババァの祈りは効くからな。」と、言葉は悪いものの、よく感謝している。いい親子だ。
テントをたたみ、7時半頃から歩き始めた。
9時半、39番延光寺で納経。自分達の御賽銭に加え12月10日に手押車を押したお婆ちゃんから預かった200円も入れ、お婆ちゃんの健康長寿をお祈りした。
今日、徳島県(発心の道場)に続き、高知県(修業の道場)を巡り終えた。27日目で2県を制覇し、2人とも感無量であったが、他の人から比べると、ペース的には3日位遅いらしい。ほぼ野宿と自炊なので、毎日、野宿ポイント、食料品店、トイレがある道を選び進んでいる。遅いのは仕方ないとスッパリ割り切り、今後も旅を続ける。
17時半、野宿ポイントに到着。ストリートビューで下見していた通りの清潔な東屋だった。水場もある。最新設備付きトイレも、掃除が行き届いていて、ありがたい。地元のかたの善意のお陰で、キレイな環境でビバークできるので、本当に感謝しかない。
ところで、私は交通量の少ない山間部を歩いている時は、通る車に笑顔で会釈することにしている。住人にとって、遍路はヨソ者であり不審者なので「通らせてもらいます」「泊まらせてもらいます」という気持ちで、こちらから笑顔で会釈すれば、少しは安心してもらえるかな、と思っての事だ。
しかし、天気の良い日にサングラスをかけて歩いていて、信号待ちをしている車に笑顔で会釈すると、運転手が私を見て、笑いをこらえるような表情になったり、助手席の人と顔を見合わせて吹き出したりする事に気付いた。
え? どういう事? なんか住民の反応が変だなぁ。
夫に話すと「お前の顔が面白いからだよ。笑顔で会釈する時の顔してごらん。写真撮ってあげるから。」と言う。は?顔が面白いとか、いくら夫婦でも失礼過ぎない?と思いつつ写真を撮ってもらった。
納得しました。
ゴキブリとかカメムシみたいな、害虫的要素満載の笑顔。
これは吹き出すよねー
でも、笑顔での会釈は、明日も明後日も続ける予定。
中筋川ダム管理事務所側の東屋→39番延光寺→愛媛県愛南町満倉の東屋
本日の歩行距離 約31.4km
1番霊山寺からの歩行距離 約 600km
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失礼なコメントの夫だ‼️
カメムシ以下の 夫の写真もアップしてください(笑)
これからも、笑顔の会釈で歩いてください
ジイ… ありがとうございます( ;∀;)
サイコーの笑顔だよ!
吹き出しちゃうけどね(((*≧艸≦)ププッ
アハハハ… ( ;∀;)