32日目(2019.12.20)

今朝は別格8番永徳寺通夜堂を、朝6時半に出た。

今日は14時でも8℃で、それほど気温上がらず、肌寒いので2人ともタイツ(モモヒキ)着用。

道端には空き家が多く、管理されずに打ち捨てられた柿の木が目立つ。

柿畑の地面に、人知れず熟れ落ちた柿を見るにつけ「一生懸命実をつけたのに、食べてもらえないんだなぁ。かわいそうに。」と思う。勝手にとって食べるわけにもいかず、柿の無念さを感じつつ歩く。

県道沿いを歩いている時「こっちにおいで。お接待してあげるよ。」という声が聞こえた。見ると、柿を沢山並べた小屋の奥に、老夫婦の笑顔があった。そばに行くと「こんな大きな柿、食べたことあるかい?話の種に持って行きなさい。」と、柿を4つ、袋に入れてくれた。この大きな柿は、品種は知らないが、これまで道の駅で毎回のように目にし、とても気になっていた。しかし値段が高く、安価な無人販売所には置かれていないので、食べる機会がなかった。甘柿か渋柿かさえも知らなかったが「ドライアイスと焼酎でシブを抜いてあるから、美味しいよ。」と言われ、ありがたく頂戴した。大きな柿の心地よい重さを感じつつ、しばらく歩くと、道路沿いに新しくキレイな東屋を発見。手洗い場も付いている。

大きいなぁ。ライターを並べてみた。
剥いても大きいなぁ♡

剥いた感じは、やや硬めだったから、あまり甘くないのかな…? と、思いながら口に入れてみたら… あまーーい! シブが残ってない! あの老夫婦は柿作り名人とシブ抜き名人か! と、感動。

果物のなる木は、木自身も非常に努力して実を付けるので、果物の木が自分の家にある場合、大事に世話をして収穫してあげないと、木が家を繁栄させないと聞いた事がある。

老夫婦に大事に育てられ、丁寧にシブを抜かれた幸せ者の柿を頂くことができて、私達も美味しくて嬉しい気持ちになった。

道の駅小田の里せせらぎの東屋。川の流れる音が、せせらぎどころかドーッと大きく、川風が勢いよく吹いてくる。夏は涼しく眠れそうな予感。

東屋の椅子に座ってみたところ、せせらぎが轟音で、川風が冷たいため、今の季節のテント泊には厳しい環境。道の駅の店員さんに相談したところ、道の駅の裏手の駐車場が風が当たらずオススメとの事。ありがとうございます!と、いう事で、道の駅閉店を待ち、好きな場所に張らせていただいた。

別格8番永徳寺通夜堂→道の駅内子フレッシュパークからり→内子町道の駅小田の里せせらぎ

本日の歩行距離 約27.1km

1番霊山寺からの歩行距離 約 730.7 km

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32日目(2019.12.20)” に対して4件のコメントがあります。

  1. コイケ より:

    これで、郷原家も繁栄間違いなし!

    いやー、それにしても旨そうな柿じゃのぉ。

    1. kenchako より:

      美味しかったよー♫
      ところでコイケさん、タバコやめるの?(@_@)

  2. コイケ より:

    まだ止められないでいます…

    ( -ω-)y─━ =3

    1. hisae.g より:

      簡単には、やめられないよねー(^-^;   タバコ我慢したらイライラして精神衛生上よくないし、あれこれ食べて太るかもしれないから、無理してやめなくてもいいかもね。  ^_^

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