56日目(2020.1.22)高野山奥之院

今朝の高野山は外気温−4℃。

西禅院の廊下は0℃

こちらの宿坊は、寺と続きの建物なので、廊下は寒い。しかし部屋にはエアコン、ストーブ、コタツの3点セットがあり、自由に使えるので暖かくて幸せ♡

6時半から朝の勤行。宿泊客の約半数は外人さんで、日本人2名以外の、ほとんどの宿泊客が勤行に参加されていた。

朝食は広間で全員7時から。外人さん達が、このメニューを食べられたのか気になったが、1部屋の客毎に衝立で仕切られているので、他の部屋のかたの食べっぷりは残念ながら観察出来ない。

食後は荷物をまとめてチェックアウトしたが、フロントで何時まででも荷物は預かってくださるという事で、お言葉に甘え大きなリュックを預けて、2.6km先の奥之院へ歩いて向かう。平日は1時間に2本位ずつバスが走っている(週末は更に本数が多い)ので、高野山上では、どこへ行くにも便利だが、私達は道路沿いの数珠専門店、線香専門店、土産物屋をのぞきたかったのでブラブラ歩く。40分ほどで奥之院に到着した。

高野山奥之院 一の橋

奥之院は弘法大師の御廟があるので、四国巡礼の締めくくりに来たかった場所だ。入口の一の橋を渡ったところに立看板あり「弘法大師が一の橋で参詣者を出迎え、帰りは見送ると言われているので、一の橋を渡る前に一礼する人が多い。」と書かれていた。勉強不足で知らなかったので、慌てて橋を引き返し、橋の手前で一礼してから渡り直す。ここから続く片道約2㎞の参道は石畳で、数々の戦国大名、大企業の社長、そのほか有名人の大きな墓碑が参道の両側に立ち並び、神聖で荘厳な雰囲気に包まれていた。参道には灯籠が並んでいる。あとで調べたところ、夕方行くと灯籠の灯がともって幻想的な風景が見られるらしいが、納経所は16 時までなので、悩ましいところだ。墓石の御名前を拝見したり、墓石の大きさに驚いたりしながら歩いているうちに、御廟がある奥之院に到着した。

四国を周る前は弘法大師が実在した人物なのか、単なる偶像なのかすら分からなかった無知な私が、この56日間、夫とともに毎日弘法大師様の足跡を辿り、あちこちのお寺で、お大師様にまつわる逸話を読んだり、遺された物を見たりして、お大師様が確かに実在した偉大な人物であった事を学んだ。お大師様が常に同行していてくれたお陰で、様々な御加護をいただき、事故やケガもなく、いろいろな事を考えたり学んだりしながら歩き回り、無事、旅を終えることができた。心から感謝し今回の旅を終える。

でも、四国巡礼は、ツライ事よりも感動や楽しさが大いに優っているので、状況が許せば明日にでも最出達したいぐらいだ。(*≧∀≦*)

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56日目(2020.1.22)高野山奥之院” に対して3件のコメントがあります。

  1. コイケ より:

    えええええーーーーーーー!!!!!

    明日にでもぉーーーーー!!!!!????

    それ、早すぎかも。

  2. hisae.g より:

    ずっとグルグル周っていたい♫

  3. コイケ より:

    マジっすか!!

    でも、美味しいもの食べ歩きできるなら良いなぁ。

    しばらくインスタントラーメン食べたくないでしょ(笑)

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